「海外で副業をしよう!」と決めた。
でも「海外で副業」って、具体的に何をどこでやればいいのか。 最初は本当に何もわからなかった。
調べる中で出会ったのが「Fiverr(ファイバー)」というサービスだった。多分 聞いたことがない人がほとんどだと思う、そして実際にFiverrを使っている日本人はびっくりするほど少ない。
それが逆に、チャンスだと気づいた。
■ Fiverrとは何か
FiverrはアメリカのIT企業が運営する、世界最大級のフリーランスマーケットだ。
イラスト、デザイン、動画編集、ライティング、プログラミング…… あらゆるスキルを「ギグ(Gig)」と呼ばれる商品ページとして出品できる。
世界中のバイヤー(依頼主)がそこから選んで注文する仕組みだ。
名前の由来は「$5から始められる」という意味らしい。 今は単価も上がり、数百ドルの案件も普通にある。
簡単に言えば「世界中を相手にした、スキルのフリマアプリ」だ。
■ どれくらい大きいのか
Fiverrには世界190カ国以上からセラー(出品者)が登録している。 400万人以上のセラーが存在すると言われている。
「そんなに多いなら埋もれるのでは?」
そう思った。私も最初そう思った。
でも、ここに重要な事実がある。
■ 日本人がほぼいない、という事実
Fiverrのトラフィック(Webサイトやネットワーク上で、一定期間内に送受信されるデータ量、またはアクセス(訪問)の量・流れ)を国別で見ると、アメリカが約25%でトップ。 インド、イギリス、パキスタン、インドネシアと続く。
日本はランク外。おそらく1〜2%以下。
つまり、日本人セラーは絶対数が極端に少ない。
なぜか。理由は明確だ。英語の壁があるからだ。
プロフィール文も、ギグの説明文も、バイヤーとのやりとりも、全部英語。 これだけで多くの日本人が諦める。
私も最初は諦めかけた。
■ でも「日本人が少ない」はチャンスでもある
Fiverrでイラスト系のギグを検索してみると、こんな現実がある。
「Japanese style illustration」や「Showa retro」といったキーワードで出てくるセラーの大半は、インドネシア・パキスタン・フィリピンなど東南アジア系のクリエイターだ。
本物の日本人が描いた、本物の昭和レトロイラストではない。
「日本風」を模倣したイラストが溢れている中に、本物の日本人が本物の日本文化を描いて出品したら?
これは差別化できる。
円安が続く今、海外からの報酬は円換算でかなり有利でもある。
■ ではなぜ今まで気づかなかったのか
正直に言おう。FiverrもINPRNTも、最初はAIに探してもらった。
「英語力ゼロでも稼げる海外プラットフォームを教えて」と。
そう聞いただけで、候補が出てきた。
でもその瞬間も、心のどこかで思っていた。
「英語ができないからやはり無理」と、
ターニングポイントになったのは、Claudeに相談したことだった。
「Fiverrで英語のギグを作りたいんですが、英語ができなくても大丈夫ですか?」
返ってきた答えは「完全に対応可能です」だった。
ギグタイトル、説明文、タグ、バイヤーへの返信文。 全部Claudeと一緒に作れると知ったとき、一気に現実味が出た。
■ 実際に登録してみてわかったこと
Fiverrの登録自体は無料だ。
ただし設定項目が多い。 プロフィール文、ポートフォリオ画像、ギグのタイトル・説明・価格・タグ・FAQ…… 全部英語で、全部考えながら埋めていく必要がある。
これをひとりでやろうとしたら、私には絶対無理だったと思う。
でもClaudeがいれば「こういう内容を英語で書きたい」と日本語で伝えるだけで、自然な英文が出てくる。
それを確認して、貼り付けて。 その繰り返しで、ギグが完成した。
■ 今の状況
現在、私のFiverrには2つのギグが公開されている。
・昭和レトロポートレートイラスト ・メカニカルイラスト(バイク・乗り物系)
まだ受注はゼロだ。
でも「英語ゼロの54歳が、世界中に向けてイラストを売る入り口に立てた」という事実は、3ヶ月前の自分には想像もできなかったことだ。
次回は、実際にどうやってギグを作ったか。 Claudeとのやりとりも含めて、全手順を公開する。

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