- Instagramの仲間24名と、初めて展示会を開くまでの準備の流れ
- 遠方(松山)から大阪の展示会を主宰するときの進め方
- ギャラリーの利用ルールと、開催にかかった費用の内訳
- 当日の会場の様子と、来場者・参加メンバーの反応
- 初めて主宰して分かったこと、次回に向けた改善点
2026年10月10日(土)・11日(日)の2日間、大阪・南船場のai galleryで「らんくる一座作品展」を開催しました。
集まったのは、Instagramで交流を続けてきた創作仲間24人。
私にとって、初めて主宰する展示会です。
準備から当日の運営まで、初めてのことばかりでしたが、たくさんの仲間や来場者に支えられ、無事に開催することができました。
今回は、展示会の準備や費用、当日の様子、そして主宰して初めて分かったことを、体験した順に振り返ってみます。

「らんくる一座」を始めたきっかけ
私がInstagramに作品を投稿し始めたのは2021年です。
それから約5年。作品を通じて交流してきた仲間たちと、いつか一緒に展示会を開いてみたいと思っていました。
そして今回、ようやくその想いが形になりました。
参加者は24名。大阪を中心に、北海道から宮崎まで、さまざまな地域から仲間が集まりました。
ジャンルも作風も年齢もバラバラ。だからこそ、面白い。
今回の展示会のコンセプトは、「ばらばらだから面白い」です。

SNSでつながったご縁が、リアルな出会いになる。そして、仲間の作品から新しい発見や刺激を受け、それぞれの創作活動がさらに広がっていく。
そんな場所になればいい、という想いを込めました。
準備の流れ|松山から大阪の展示会を主宰する
松山在住の私にとって、最初の課題は大阪の会場との調整でした。
そこで、会場を紹介してくれたAさんと、以前から交流のあるMさんに、現地の窓口をお願いしました。
遠方から主宰する以上、現地で動いてくれる仲間の存在は本当に大きかったです。
というより、正直なところ、この協力がなければ一人では絶対に開催できませんでした(笑)。

参加者は基本的に関西在住のメンバーを中心に募集しましたが、遠方のメンバーは作品を郵送し、Mさんが受け取って展示する形にしました。
北海道から宮崎まで、距離を越えて参加してもらえたのはうれしかったですね。


最初に作った「催事企画書」
準備の第一歩は、A4サイズの企画書づくりでした。
タイトルは「らんくる一座作品展(仮)」。
実際には、こうした書類づくりに長けているMさんが、ほとんど作成してくれました(笑)。
企画書には、次のような内容を盛り込みました。
- Instagramで趣味やジャンルの異なる作品を発表しているメンバーによる作品発表会
- 募集人数は20名程度、原則1人1作品
- 絵画や造形物など、ジャンルは自由
- 絵画は額装込みでA3サイズ(約42×29.7cm)または6号程度
- 参加協力金は1人3,000円。作品の送料は自己負担
- 参加者は自身のInstagramアカウントで1回以上、開催を告知
- 展示作品にはInstagramのQRコードを掲示
最終的には、当初の想定を超える24名が参加してくれました。
連絡手段はInstagramのDMを基本に
参加者との連絡には、InstagramのDMと共通のチャットルームを利用しました。
今回はペンネームでの交流を基本とし、LINEや個人メールなど、別の連絡手段は原則として使わない方針にしました。
共通の趣味でつながった仲間とはいえ、個人情報の取り扱いには配慮したかったからです。
ただ、実際に運用してみると、チャットのやり取りが増えるにつれて、大切なお知らせが流れてしまうこともありました。
次回は、重要事項を固定表示できる掲示板のような仕組みを用意した方がよさそうです。
人数が増えるほど、連絡方法にも工夫が必要ですね。
ai galleryの利用ルールと費用
会場は、大阪・南船場にある「ai gallery」。

申込書に記載されていた利用規約から、出展者が知っておきたいポイントを整理しました。


気になる開催費用は?
企画書を作った段階では、20名参加を想定して会場費を59,400円と試算していました。実際の請求も、同じ59,400円(2日間)でした。
実際には24名が参加。
参加協力金は1人3,000円なので、合計72,000円です。
一方、実際にかかった費用は次のとおりです。
※ギャラリーからの請求書は、会場費・DM制作費・印刷費の合計68,790円。お菓子代は概算です。




単純計算では、参加協力金72,000円に対して、支出は76,790円。
約4,790円の不足になります。
今回は初開催ということもあり、招待用DMやお菓子など、少し費用をかけすぎた部分もあったかもしれません。
次回は、必要なものと削れるものを整理して、もう少し無理のない予算を組みたいと思います。
いよいよ開催!会場の様子
そして迎えた展示会当日。
会場は、木の梁が見える、あたたかみのあるギャラリーでした。
白い壁には、イラストや絵画だけでなく、衣料などさまざまなジャンルの作品が並びました。

画面越しに見ていた作品が、実際に目の前に並ぶ。
やはり、作品はリアルな空間で見ると印象が違います。
差し入れのお菓子でテーブルがいっぱい!

メンバーや来訪者が持ち寄ってくれたお菓子で、テーブルはいっぱいになりました。
作品を見ながら、自然と会話も弾みます。
次から次へと差し入れが集まり、用意したお菓子だけでも十分だったのでは……と思うほど(笑)。
正直うれしい誤算でした。
似顔絵コーナーが大人気!

来場者に似顔絵を描くコーナーも設けました。
最初は担当者1人で始めたのですが、途中から2人、最後には3人に増えていました。
黙って見ていられなかったのでしょうか。
絵描きの血が騒いだようです(笑)。
こうした交流型の企画があると、作品を見るだけでなく、来場者にも楽しんでもらえる展示会になりますね。
初対面なのに、すぐに打ち解けた仲間たち

Instagramでは何年も交流していたものの、実際に会うのは初めてというメンバーがほとんどでした。
ところが、いざ顔を合わせてみると、初対面とは思えないほど自然に会話が弾みます。
すぐに笑顔になり、まるで以前から知っていた仲間のよう。
やはり、共通の趣味でつながった仲間は強いですね。
SNSでの交流が、リアルな出会いに変わった瞬間でした。
来場者の寄せ書き

会場には、来場者に自由にメッセージを書いてもらう寄せ書きの色紙を用意しました。
そこには、たくさんのイラストや温かい言葉が残されていました。
「出会いにも作品にも感動です」
「素敵な展示会」
「キレイなギャラリーで素晴らしい展示、勉強になりました」
「似顔絵ありがとうございました」
一つひとつの言葉が、今回開催してよかったと思わせてくれます。主宰者として、これ以上うれしいことはありません。
最後にみんなで集合写真!

2日間の展示会も、いよいよ終了。
最後は参加メンバーで集合写真を撮りました。


来場者は約50人?うれしい想定外のにぎわい
今回は来場者ノートを用意していなかったため、正確な人数は把握できていません。
ご家族なども含めると、50名前後は来てくださったのではないかと思います。
これはあくまで主宰者側の感覚ですが、初日の13時の開場から夕方まで、誰かが来場している状態が続いていました。
小さな展示会を想定していたので、これほど多くの方に足を運んでいただけたのは、本当にありがたいことでした。

初めて主宰して分かったこと
今回の展示会を通じて、いくつかの学びがありました。
1.現地で協力してくれる仲間の存在は大きい
遠方からの主宰でも、現地で窓口になってくれる仲間がいれば実現できます。
Aさん、Mさんには本当に助けられました。
次回以降も、現地で運営を支えてくれる方の役割や負担を、きちんと考えていきたいと思います。
2.作品はリアルで見ると印象が変わる
SNSの画面で見る作品と、実際に額装して壁に展示した作品では、印象が違います。
サイズ感や色合い、作品同士の組み合わせなど、展示会ならではの発見がありました。
3.人数が増えるほど、連絡と管理が重要になる
24名になると、連絡事項や作品の受け取り、展示準備など、管理することも増えます。
重要なお知らせが流れない仕組みや、在廊予定を共有できる表など、次回に向けて改善したい点が見えてきました。
4.次回に向けて準備したいこと
今回の経験から、次回は次のものを用意したいと考えています。
- 重要事項を固定できる連絡掲示板
- 参加者の在廊予定表
- 参加者の名札・プロフィールカード
- 来場者数を把握するための受付・来場者確認表
- 現地運営を支える協力者の体制
一度経験したからこそ、改善できることが見えてきました。
そして反省点も
もちろんいいことばかりではありません。反省点もあります。
1.ポストカードは必要数を見直したい
招待用DMは制作・印刷費がかかりましたが、実際の効果を考えると、次回は部数や配布方法を見直してもよさそうです。
2.お菓子は最小限でよかった
メンバーからの差し入れが想像以上に多く、用意した分も含めてかなりの量になりました。
ありがたいことですが、次回は最初から多く用意しなくてもよさそうです(笑)。
まとめ|SNSのつながりが、リアルな出会いになった2日間
今回の「らんくる一座作品展」は、Instagramで約5年間交流してきた24名の仲間と実現した、初めての展示会でした。
- ジャンルも作風も異なる24名が参加
- 松山から大阪の展示会を主宰し、現地の仲間に支えてもらった
- 費用や連絡方法など、次回に向けた課題も見つかった
- 来場者の寄せ書きや交流を通じて、リアルな展示会の価値を実感した
主宰者としては、反省点もたくさんあります。
それでも、会場に並んだ作品、初めて顔を合わせた仲間たちの笑顔、そして来場者からいただいた温かい言葉。
どれも、実際に開催しなければ得られなかったものです。
ご来場くださった皆さん、一緒に作品を展示してくれた仲間の皆さん、そして準備から運営まで支えてくれたAさん、Mさん。
本当にありがとうございました。
SNSからリアルへ。リアルから全国へ。
「らんくる一座」の旅は、まだ始まったばかりです。
次回の開催が決まったら、またブログでお知らせします。
展示会に掲載した作品については、もりらんくるのInstagramで見てください。
▶ もりらんくる(@morirancru)のInstagramを見る
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