先日、いつものようにGoogle AdSenseの管理画面を開いたら、
ページビューと表示回数のグラフが見事な右肩下がり。
ブログを再開して約半年。
記事数も少しずつ積み上げてきただけに、正直、かなり凹みました。
「最近、記事のクオリティが落ちてるのかな」
「やっぱ、こんなおっさんの記事なんて見ないんだろうな」
「(もりらんくるは)AIにおんぶに抱っこなんて情けない……」
そんなネガティブなことを、いろいろ考えてしまいました。
この記事でわかること
- ブログのアクセス数が急に下がって見えるとき、本当に疑うべき原因は何か
- AdSenseの数字だけで一喜一憂してはいけない理由
- ボットアクセスやSNS投稿の影響を受けにくい、地味だけど信頼できる指標とは
きっかけは、AdSenseのグラフだった

ブログを書いていると、日々の数字は気になるものです。
Google AdSense(グーグルアドセンス)を開いて、直近1か月のページビューを見る。
すると、月初にピークがあり、そこからじわじわ下がっている。
月をまたいで今月分を見ても、やっぱり下がり基調。
これは正直、心が折れかけます。
ジャッキー・チェンの映画『酔拳』では、酒を飲めば飲むほど強くなるのに、
私の場合、書けば書くほど弱くなる😭
しかし、心強いAIの存在もあり、ブログを書くこと自体は嫌いではないので続けられます。
でも、「誰にも読まれていないかもしれない」
という感覚は、想像以上にモチベーションを削ります。
※おかしい!日本の人口のボリュームゾーンは同世代のはずなのに(笑)
「本当に落ちているのか?」を調べてみた
ただ、このまま凹んでいても仕方がありません😤
そこでClaudeと一緒に、GA4のデータを見ながら、
「本当にブログそのものが落ちているのか?」
を確認してみました。
404だらけのアクセス、その正体は?
まず気になったのが、7月1日前後の妙なアクセスの山です。
GA4の90日間のグラフを見ると、この時期だけイベント数が突出していました。

「おおっ! 嬉しい急上昇なのでは?」
一瞬そう思ったのですが、中身を確認してみると、その多くが、
「404:ページが見つかりませんでした」へのアクセス。
「おいおい……」(笑)
直帰率もほぼ100%近く、人間の読者が記事を読みに来たというより、存在しないURLを機械的に叩いているボットやスキャナーによるアクセスと考えるのが自然でした。
ちょっと解説|ボット・スキャナーって何?
■ ボット
人間ではなく、プログラムが自動でWebサイトを見にくることです。「ロボット」を縮めた呼び方です。Googleが記事を集めるために巡回するような「役に立つボット」もいれば、いたずらや調査目的で動く「迷惑なボット」もいます。
■ スキャナー
サイトに「弱点」がないかを調べるプログラムです。たとえるなら、団地の部屋のドアノブを、端から順番に回して歩くようなもの。「ここは鍵が開いていないかな?」と、あらゆるURLを片っ端から試します。
■ 「404」が大量に出る理由
404は「そのページは存在しません」という表示です。スキャナーは、実際にあるかどうかを気にせずURLを試すので、存在しないページへのアクセスが大量に記録されます。
■ 直帰率がほぼ100%になる理由
直帰率とは、1ページだけ見てすぐ帰った人の割合です。ボットは記事を読まず、1回アクセスして終わるので、数字が100%近くになります。
こうしたアクセスは、多くのサイトで日常的に起きています。GA4にも、よく知られたボットを除外する仕組みはありますが、すべてを防げるわけではありません。そのため、アクセス数が実際より多く見えることがあります。
つまり、7月頭に「アクセスが急増した」のではなく、
一時的な機械的アクセスによる山ができていただけだったわけです。
SNS投稿ラッシュによる一時的な流入
もう一つ見つかったのが、8月15日〜20日頃の流入増加です。
この時期、XやInstagramに比較的多めに作品を投稿していました。
その結果、ブログへのDirect(直接流入)も一時的に増えていました。
SNSのプロフィールやリンクから来てくれた方が多かったのだと思います。
ただし、これはあくまでSNSを集中して投稿した期間の一時的な増加。
投稿が落ち着けば、数字も元に戻ります。
つまり、AdSenseで見えていた「右肩下がり」は、
ボットによる一時的な山と、SNS投稿による一時的な山が終わり、平常時の数字に戻ったという面が大きかったのです。
少なくとも、これだけで「ブログそのものの実力が落ちた」と判断するのは早そうです。
そこでSearch Consoleを見てみた
ここで、
「じゃあ、検索からの流入はどうなっているんだろう?」
と気になりました。
そこで確認したのが、Google Search Consoleの「検索パフォーマンス」です。
今回注目したのは表示回数。
これは、Google検索の結果画面に自分の記事が表示された回数です。
実際にクリックされたかどうかとは別の数字なので、AdSenseのページビューやSNSからの直接流入とは違った角度から、検索結果での露出を見ることができます。
ちょっと解説|Google Search Console(サーチコンソール)とは?
■ Search Consoleとは
Googleが無料で提供している、「自分のサイトがGoogle検索でどう見られているか」を教えてくれるツールです。AdSenseやGA4が「サイトに来てくれた人」の記録だとすると、Search Consoleは「来る前」、つまりGoogleの検索結果の画面での様子がわかります。
■ 「検索パフォーマンス」とは
Search Consoleの中にある、検索結果での「成績表」のようなページです。次の4つの数字を確認できます。
■ 開き方
- ブラウザで「Search Console」と検索して、公式ページを開きます。
- Googleアカウントでログインし、自分のサイトを選びます。
- 左側のメニューにある「検索パフォーマンス」をクリックします。
- 画面上部の期間ボタンから、見たい期間(たとえば「6か月」)を選びます。
- 「合計表示回数」の欄をクリックして選択すると、表示回数のグラフが見られます。
※ 使うには、あらかじめ自分のサイトをSearch Consoleに登録(所有権の確認)しておく必要があります。数字は、実際の動きから少し遅れて反映されます。
これを半年ほどのスパンで確認してみると……
AdSenseとは、まったく違う動きが見えてきました!!!!!

Search Console「表示回数」半年間の推移(1日あたりの目安)
3月末から5月中旬にかけては、1日25〜45回程度。ピークは65回前後でした。
その後、5月下旬から8月中旬にかけては、1日10〜30回程度まで落ち着いていました。
正直、この頃は、
「ここがピークなのかな……」
と思っていました。
ところが、8月中旬以降。
再び上昇傾向に入り、直近では1日30〜60回程度まで戻ってきています。
直近のピークは65回前後。4月の最高値とほぼ並ぶ水準です。
AdSenseだけを見ていたら、絶対に気づけなかった動きでした。
日々のページビューに一喜一憂している間に、検索結果での記事の露出は、少しずつ戻っていたのです。
ただし、まだ課題はある
もちろん、良い話ばかりではありません。
クリック率(CTR)は以前の2.7〜3.4%程度から、2.4%程度まで下がっています。
平均掲載順位も9.3位前後で足踏み。
つまり、
「検索結果には表示されるようになってきた。でも、そこからクリックされるところまでは、まだ十分につながっていない」
という課題が残っています。
ここは今後、改善していかなければなりません。
そして、この「クリックされない」という問題が、後にもう一つの実験につながることになります。
結び:これから見る数字を少し変えてみる
今回の一件で分かったのは、AdSenseの日々のページビューだけでは、ブログの実力は測れないということです。
この記事のまとめ|数字が下がったときの見方
「ブログの評価が落ちた」と、すぐに決めつけない
ボットのアクセスや、SNS投稿の一時的な山ではないか
Search Consoleの表示回数など、別の角度から見る
もちろん、派手な数字が下がれば、これからも凹むと思います(笑)。
だって人間だもの
それでも、まず原因を見て、別の指標も確認する。それだけで、無駄に落ち込む夜が一つくらい減るかもしれません。
そして今回、「検索結果には表示される。でも、クリックされない」という新しい課題も見えてきました。
次回予告|「表示されるのに、クリックされない」の謎
ある記事の表示回数は122回
「なぜ、表示されているのにクリックされないのか?」
その結果は、また次回
同じようにアクセス解析の数字で一喜一憂している方の、何かのヒントになれば嬉しいです。
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