前回「ブログのアクセスが右肩下がりに見えて凹んだ話|実はSearch Consoleでは評価が上がっていた」
という記事を書きました。
その記事の中で、私はこんなことを書いていました。
「表示は(多少は)されるようになったけれど、クリックまではつながっていない」
大体の課題は見えてきました。
では、具体的に何をすればいいのか?
今回はその答えを探すために、1本の記事を実際に診断してみた記録です。
この記事でわかること
- 「表示はされるのにクリックされない」記事を、どう調べればいいか
- 検索キーワードとタイトルのズレが、クリック率にどう影響するか
- 記事の中身を疑う前に、まず確認すべきこと
表示回数122、クリック0の記事を発見
まずはSearch Consoleの「ページ」タブを開き、当時の全77記事を表示回数の多い順に並べてみました。

上位はだいたい想像どおり。
ところが、その中にちょっと気になる記事がありました。
「私の道具箱・第3回」。Procreate(プロクリエイト)が買い切りで使えることを書いた記事です。
表示回数は122回。決して少なくありません。
ところが……
クリック数は0。1回もなし。122回も検索結果に表示されているのに一度もクリックされていない。
「せっかく表示されているのに、もったいない……!」
そこで、この記事に絞って原因を調べてみることにしました。

原因調査:検索キーワードと記事内容は一致していた
まず頭をよぎったのは、
「そもそも自分が書いたテーマに需要がないのでは?」
ということでした。
そこで、Search Consoleの「クエリ」を確認してみました。
(※クエリとは、読者がGoogleなどの検索窓に実際に打ち込んだキーワードのことです)
表示されていた検索語は、以下の通りでした(3か月分、表示回数の多い順)。
この記事に来ていた検索語(3か月分、表示回数の多い順)
- プロクリ 買い切り(32回)
- プロクリエイト 買い切り(16回)
- procreate 買い切り(11回)
- プロクリエイト 月額(7回)
- プロクリエイト 1800円(3回)
- procreate 値段(2回)
- procreate 評判(2回)
- プロクリエイト 買い切り 値段(1回)

検索語はこの8種類だけで、表示回数133回のうち74回を占めています。「プロクリ」「プロクリエイト」「procreate」のどれかに、「買い切り」や「月額」「値段」が組み合わさった言葉ばかりでした。
これを見て、ちょっと嬉しくなりました😀
検索されている言葉と記事のテーマが、かなり一致していたからです。
この記事で伝えているのは、「プロクリエイトは買い切りで、月額課金ではない」という内容。
まさに検索されている意図そのものです。
つまり、「需要と記事内容がズレていた」わけではなさそうでした。
では・・・・なぜクリックされないのでしょうか。
AIと一緒に診断してみた
改めてAI(Claude)と一緒に、検索クエリと以下の項目を並べて確認してみました。
AI(Claude)と並べて確認した項目
- タイトル
- ディスクリプション(※検索結果のタイトルの下に表示される記事の要約文のこと)
- タグ
すると、気になる点がひとつ見つかりました。
検索クエリで目立っていた「プロクリ」という略称が、タイトルにもディスクリプションにも入っていなかったのです。
もちろん、これだけでクリック0の原因と断定はできません。
ただ、検索する側の視点に立つと、「プロクリ」と検索したのに検索結果のタイトルや説明文にその言葉が見当たらなければ、「自分が探している情報と違うかも」と一瞬でスルーしてしまう可能性があります。
記事の中身自体は検索意図に合っているのに、検索結果という「入口(看板)」でそれが伝わっていなかった。
ここは改善してみる価値が大いにありそうです。
タイトル・ディスクリプション・タグを修正
そこで、タイトルを検索クエリにあった「プロクリ」という言葉や、「月額との違い」という切り口を意識したものに変更しました。
ディスクリプションにも関連語句を盛り込み、タグにも「プロクリ」「プロクリエイト」を追加。
修正内容(Before → After)


さらに、作業中にもうひとつ発見がありました。
記事のH1見出しで【 】(隅付き括弧)の表示が崩れてしまっていたのです。
以前、「鬼滅の刃」のキーワードを追加した記事でも同じ現象が起きていたのを思い出し、こちらも併せて修正しました。
こういう細かい表示の崩れ、意外と見落としがちですよね(笑)。
「記事の質が低い」と決めつける前に
今回、一番の気づきはここでした。
アクセスが伸びないと、つい
「文章が悪いのかな」
「内容が薄いのかな」
「そもそも誰にも興味を持たれていないのかな」
と、記事そのもののクオリティを疑って落ち込んでしまいがちです。
でも今回のケースでは、少なくともSearch Consoleを見る限り、検索されているテーマと記事の内容はしっかり合致していました。
問題があるとすれば、記事の中身というより検索結果に表示されたときの「見え方」だったわけです。
もちろん、今回の修正が本当にクリック数の改善につながるかどうかは、まだ分かりません。
だからこそ、ここからが実験です。
1か月後、数字は変わるのか?
今回は、「表示回数122回・クリック0回」の記事を対象に、
「検索されている言葉」と「タイトル・ディスクリプション」のズレを埋める修正を行いました。
果たして、1か月後。
クリック数は0から動くのか?
CTR(クリック率)は改善するのか?
それとも……何も変わらないのか(笑)。
(そして、何も変わらない可能性が一番高そうな気もして少し怖いです……)
結果はまた1か月ほど様子を見て、このブログで報告したいと思います。
SEOは、教科書通りの正解を読んで終わりではなく、
「仮説を立てる → 修正する → 数字を見る」
この地道な繰り返しの面白さにあるのかもしれません。
今回も、自分のブログを実験台にして検証を続けてみます!
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