前回、10月に大阪で主催予定の「らんくる一座」の打ち合わせのため、1泊2日で大阪・京都へ下見に行った話を書きました。
展示会への参加依頼、お見舞い、フォロワーさんへのご挨拶、おまけに観光(笑)まで混ざった、個人事業主初心者としては、なんとも仕分けの難しい出張でした。
今回は、その出張費を実際にマネーフォワード クラウド確定申告でどのように処理したのかを書いてみます。
金額は伏せていますが、「私は(AIとも相談しながら(笑))こう判断した」という実例として読んでいただければ幸いです。
まずはマネーフォワードへ
今回使用したのは、普段から利用しているマネーフォワード クラウド確定申告です。
銀行口座やクレジットカードを連携しているため、多くの利用明細は自動で取り込まれます。
最初は「これだけで終わるのかな?」と思っていましたが、実際はここからが本番でした。
データは自動で取り込まれる
マネーフォワード クラウド確定申告では、銀行口座やクレジットカードを連携しておくことで、利用明細を自動で取得できます。
ここまでは本当に便利です。
ですが、自動取得された明細は、あくまで「材料」。
業務なのか私用なのかを判断するのは、自分自身です。
今回の出張は、その判断が一番難しいケースでした。
まず考えたのは「主目的」
交通費や宿泊費については、
- 松山 → 大阪(伊予鉄バス)
- 京都アーバンホテル
- 京阪電鉄
- 伊丹空港 → 松山
- 松山空港 → 市内
これらはまとめて「旅費交通費」として処理しました。
理由は、今回の出張全体の主目的が、
- グループ展への参加依頼
- 展示会のPR
- 会場の下見
- 打ち合わせ
だったからです。
途中で伏見稲荷へ立ち寄っていますが、私は「出張全体の主目的は業務」と判断しました。
ここは、さすがに迷いませんでした(笑)。
お稲荷さんが🦊展示会に参加してくれるなら話は別ですが(笑)。
もちろん、この場合でも税務上の判断はケースによって異なります。
迷う場合は、税理士や税務署へ相談するのが安心だと思います。
自動仕訳された内容を確認
自動取得された明細は、一覧で表示されます。
ここで一件ずつ内容を確認しながら、
- 勘定科目
- 摘要
- 私用か事業用か
を修正していきました。
自動だから全部正しい、というわけではありません。
今回のように業務と私用が混ざるケースでは、一件ずつ確認する作業がとても大切でした。
実際にどんな形で仕分けたのか、イメージをまとめてみました。(数字はすべて架空のものです)
📊 仕訳イメージ(数字はすべて架空です)
| 摘要 | 勘定科目 | 区分 |
|---|---|---|
| 松山→大阪 バス代 | 旅費交通費 | 事業用 |
| 京都のホテル宿泊費 | 旅費交通費 | 事業用 |
| 展示会打ち合わせ(大阪) | 会議費 | 事業用 |
| 知人のお見舞い先への移動 | ― | 私用 |
| 夕食(1人・中華料理店) | ― | 私用 |
| 寺社参拝関連 | ― | 私用 |
※実際の日付・金額とは異なります。仕分けの考え方を説明するための架空データです。
一番悩んだのは、お見舞いについて
病院へ向かった目的は、フォロワーさんへのお見舞いでした。
ただ同時に、展示会への参加依頼もしています。
つまり、一つの移動に二つの目的があったということです。
結局、「滞在時間の大半はお見舞いだった」という点を重視し、病院までの移動については私用として処理しました。
正直に言うと、今でも少し迷っています。
ただ私は、
「悩むくらいなら私用にする」
そのくらい割り切った考え方の方が、自分には向いているのかもしれません。
交通費は摘要も残しました
後から見返したときに思い出せるよう、摘要欄にはできるだけ目的を書いて残しました。
例えば、
- 展示会打ち合わせ
- 京都
- 病院
などです。
あとから税務署や税理士に説明を求められた場合でも、自分で内容を説明しやすくなると思ったからです。
食事代はケースごとに判断
大阪でフォロワーさんと食事をした際は、展示会当日の打ち合わせを行っていたため、「会議費」として処理しました。
一方、京都で一人で食べた町中華は完全に私用です。
ガチで美味しかったですが(笑)、もちろんこちらは経費には入れていません。
伏見稲荷は迷わず除外
伏見稲荷大社への参拝は完全な観光です。
ここで使った費用については、経費には含めませんでした。
今回の仕分けの中で、ここだけは本当に迷いませんでした。
まとめ──按分は「白黒」で決まるものではない
今回の出張を通して実感したのは、按分には「正解を当てる」というより、
「自分で説明できる判断をすること」
が大切だということです。
主目的は何だったのか。
どれくらい業務に時間を使ったのか。
そして、もし税務署や税理士から質問されたとき、自分の言葉で説明できるのか。
私は、その点を意識しながら仕分けを行いました。
もちろん、これが唯一の正解とは思っていません。
判断に迷った部分については、確定申告の時期に改めて税理士や税務署へ相談する予定です。
個人事業主になって初めての出張。
経費の知識だけでなく、「考え方」を学べた2日間だったように思います。
次回は、Google AdSense収益が突然下落した理由について、Google Search Consoleのデータも交えながら、実際に何が起きたのかを書いてみたいと思います。

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