「海外サイトでイラストを売るなら、英語ができなきゃ無理でしょ?」
そう思い込んで、ずっと自分で扉に鍵をかけていました。
英語ができない――
その現実を理由に、可能性にフタをしていたんです。
でも今、私は Fiverr という世界的なスキルマーケットで、
世界に向けて自分の絵を出しています。
英語力は中学生以下。
愛媛の地方在住、ただの会社員。
そして今年55歳。
それでも――
扉は、こじ開けられました。
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■ SNSで「売る」ことを諦めた
SNSを始めたとき、
絵を描ける喜びと同時に、どこかで「副業にしたい」という気持ちもありました。
約4年前からInstagramやXに投稿を開始。
Threadsも含めると、ありがたいことにフォロワーは約2万人まで増えました。
フォロワーが増えれば、自然と仕事も増える。
そんなふうに勝手に思っていました。
実際、オフ会などを通じて、同じ趣味を持つ絵師さんとの交流はどんどん広がっていきました。
でも――そこで、不思議なことが起きます。
人との距離が近くなるほど、売りにくくなる。
そう気づけばSNSは自分にとって、
“売る場所”ではなく“繋がる場所”になっていました。
でも――
収益は、ゼロのまま。
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■ ココナラ3ヶ月、見事に空振り
「なら、プラットフォームだ」と思い、ココナラへ。
プロフィールを作り込み、サービスを出し、価格も考えた。
やれることは、やったつもりでした。
そして待つ。
……3ヶ月。
受注ゼロ。
このとき、はっきり気づかされました。
SNSのフォロワー数なんて、所詮“うわべの数字”に過ぎない。
調べてみると、国内のイラスト市場は完全にレッドオーシャン。
供給過多、価格競争、そして実績至上主義。
正直、こう思いました。
「ここで戦い続けるのは、ちょっと分が悪いな」と。
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■ 「外に出る」という発想
そのとき、視点を変えてみました。
1ドル160円前後という円安。
ドルで見たときの価値。
そして――ふと浮かんだこと。
海外には、日本人イラストレーターが少ない。
改めて、自分の武器を整理しました。
・昭和レトロ
・美人画
・バイクなどのメカニカルな描き込み
日本では「よくある」かもしれない。
でも海外では、**“クセのある強み”**になる可能性がある。
そこで目をつけたのが、
Fiverr と
INPRNT。
どちらも、日本人がかなり少ない市場です。
■ 最大の壁は、やっぱり英語
ここで現実に引き戻されます。
当たり前ですが――英語が、わからない。
日本語に翻訳しても、どこかしっくりこない。
(海外サイトあるあるです)
ギグ(サービス紹介ページ)の登録画面を開いて――
最初の一文で、手が止まりました。
まったく、進まない。
「やっぱり自分には無理や!」
正直、そのまま閉じかけました。
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■ 扉を開けたのはAIだった
そのとき、ダメ元でAIに聞いてみたんです。
(私の場合は Claude)
「この内容、英語でどう書けばいい?」
返ってきた文章は――
自分では絶対に書けないレベルの、自然で丁寧な英語。
正直、疑い深い性格なので(笑)
試しにGoogle翻訳や他のAIにもかけてみました。
結果は――どれも、日本語以上に立派な英語。
ここで気づきました。
“英語ができる必要はない。AIに聞ければいい”
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■ 英語ゼロでも、形にはなる
そこからは一気に進みました。
・タイトル
・説明文
・タグ
・FAQ
すべて、AIと対話しながら作成。
「この表現、伝わる?」
「失礼じゃない?」
「もっと刺さる言い方は?」
英語力がなくても、
“考える力”と“聞く力”そして
“諦めなければ”絶対前に進める。
今、Fiverr には2つのギグを公開しています。
・昭和レトロポートレート
・メカニカルイラスト
INPRNT は現在審査中(2回目)。
正直、ここも一筋縄ではいきません。でも――
まだ、やめていません。
■ 54歳、ここからがスタート
正直に言います。
まだ、受注はゼロです。
でも――
3ヶ月前の自分とは、まったく違う場所に立っています。
・英語ができなくても、海外に出られる
・地方にいても、世界と繋がれる
・54歳でも、新しいことは始められる
このブログでは、すべて書いていきます。
うまくいったことも。
ダメだったことも。
格好悪い失敗も。
全部ひっくるめて、リアルをそのまま。
「もう遅い」と思っている人に、
ほんの少しでもヒントになれば嬉しいです。

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