海外サイトの罠にハマった!FAA登録・2週間格闘記(前編) 【海外副業記・第10回】

Fine Art America登録2週間格闘記のアイキャッチ画像
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今回は、世界最大級のアート販売プラットフォーム「Fine Art America(FAA)」への登録挑戦記・前編をお届けします。結論から言うと、アカウント登録が完了するまでに、なんと「約2週間」かかりました……!
これが正に海外の壁!?
何故そんなに時間がかかったのか?そこには、日本の常識が通用しない「海外サイトの洗礼」との格闘がありました……。


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目次

Fine Art America(FAA)とは?

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まず、今回私が次のターゲットに選んだ「Fine Art America (FAA)」https://fineartamerica.com/について簡単にご紹介します。

FAAは、アメリカ発の巨大アート販売プラットフォームです。クリエイターが作品をアップロードしておけば、注文が入るたびにサイト側がキャンバスプリント、フレーム付きポスター、メタルプリントなどに印刷・額装して購入者へ発送してくれる「プリントオンデマンド(POD)」形式を採用しています。

FAAに狙いを定めた理由は3つありました。

  • 審査なし  登録すれば誰でもすぐに世界へ向けて販売できる
  • きっと?ブルーオーシャン 日本語の体験記や攻略記事がほぼ存在しない(=競合が少ない)
  • 購買層が熱い 欧米の本格的なアート愛好家層に直接リーチできる

「これはやるっきゃない!」と登録フォームを開いた私。しかし、歓喜のスタートダッシュを決めるつもりが、最初の絶望を味わうことになります。


第一の壁:鳴らないスマホ。届かない(認証)コード

FAAのアーティスト登録フォームを進めると、画面に現れたのはよくある「SMS認証」の文字。電話番号を入力し、スマホに届くコードを入力する、現代ではごくありふれた二段階認証です。

日本の国番号(+81)を選択し、自分の携帯番号を入力して、送信ボタンをポチッ。

「……。」
「…………。」

スマホが、ピクリともしません。5分待っても、10分待っても、画面は静まり返ったまま。「まさか番号が違ったか?」と確認して再送しても、やっぱり届かない。

海外サイトでは、日本のキャリア(通信会社)との相性でSMSが弾かれるトラブルが時々あります。「じゃあ、よくあるGoogleアカウントでの連携ログインは……?」と画面をAIと一緒に探しましたが、FAAの場合、その選択肢はありませんでした。SMS認証一択。

この段階で既に約1時間。作品をアップロードするどころか、ドアノブを掴んだ瞬間に鍵が壊れたような状態です。


運営へ突撃。発行された「チケット番号」という名の希望

今までの自分だったら、正直ここで詰んでいました。しかし今の自分には、英語の専門家(?)であるClaudeをはじめとしたAI勢がいます!

早速、Claudeに相談すると、ホームページの奥にある「お客様問い合わせサポートフォーム」の存在を教えてくれました。これ、自分1人なら絶対に見つけられなかったパターンです(笑)。

しかし、直接英語でやりとりするチャット(問い合わせ)は人生50年で初体験。しかし画面のスクショをAIに見せながら「この回答を英語にして送って」と頼むと、以下のような英文を「秒」で作成してくれました。

「日本在住のアーティストです。SMS認証コードがまったく届かず、登録ができません。どうか助けてください!」
(I am an artist living in Japan. The SMS verification code never arrives, so I am unable to complete my registration. Please help me.)

そして、チャットの送信ボタンを押すと、すぐに自動返信メールが英語で届きました。

「サポートリクエストを受け付けました。あなたのチケット番号は #13314〇〇です。近日中に担当者からご連絡します」

無事、チケット番号(管理番号)が発行された!アメリカとの時差もあるし、まあ「近日中」というなら、2〜3日も待てば親切なサポートスタッフが「手動で解除しといたよ!」とメールをくれるはず。

英語で問い合わせができ、無事返信ももらった。その一種の達成感だけでこの日は終了しました。ちなみにここに至るまで約2時間(笑)。


音沙汰なしの1週間。「ハブられた」感覚

そして1日経過。メールは来ない。
3日経過。あれ、まだ来ない。
アメリカだから時差があるのか!?にしてもおかしい。まさか迷惑メールフォルダに?……入っていない。

AIに確認して、メールボックスを「from:fineartamerica.com」で検索してみました。ヒットしたのは、件の自動返信が1通だけ。……と、思いきや。

「今だけ30%オフ!お買い物はこちら!」
「あなたにおすすめのアート特集!」

期待したがまさかの広告

っておい!おい!
なぜかFAAからの「セール案内メルマガ」だけは、その後も毎日、何食わぬ顔で律儀に届くのです。   「こっちは送ってくるんかい!」と思わず画面に突っ込みましたよ。

そして肝心のサポートからの返信は、1ミリも来ない。1週間が経過した頃には、「日本人はお呼びじゃないってことか……?」と、悲しい気持ちと同時にこれが海外サイトなのかと肌で実感しました。


10日目の催促、そして「魂の直談判」

気づけば登録を試みてから10日が経過。このまま待っていてもアメリカのサーバーの藻屑と消えるだけ。私はAIと作戦会議を行い、2通目のメールを送りました。

件名には、AIのアドバイス通り「Ticket #1331〇〇」を引用し、「まだ返信がありません。確認をお願いします」と事務的に催促。

しかし、それでも奇跡は起きません。さらに数日が経過。AIに「こんな事ある?」と質問すると、「海外のサポートではよくあることだよ〜(※ここまで気軽に言ってません)」とのお気楽な回答。やはりアメリカ生まれのAI、さすが日本人とは感覚が違います(笑)。

ここで私は、再度問い合わせ欄(チャットルーム)に突入し、直接「直談判」を行うことにしました。勿論AIの後押しで!!

未だ返信がない。早急に対応してほしい!という実務的な要求に加え、さらに以下の「熱い想い」をメッセージに込めました。

  • 自分は生粋の日本人アーティストであること。
  • 日本の豊かな歴史やロマン、レトロな世界観をテーマに描いていること。
  • 私の作品を通じて、日本の美を世界のアート愛好家に届けたい。だからどうしてもFAAの一員になりたいんだ!!

という魂のメッセージをAIに英文にしてもらい、チャットへ送信!すると今度はすぐに動きがあり、「数日以内に仮の登録パスワードを送ります」とのFAA側から返信があったのです。


歓喜の瞬間。「Welcome, Ran Mori」

——そしてその翌日でした。スマホの通知に、見慣れたFAAからのメール。どうせまたセール案内だろうと諦め半分で開くと……件名が違いました。

「Your Fine Art America Account Information(あなたのアカウント情報)」

目を見開いて本文を読み進めると、そこにはこう書かれていたのです。

Username: 〇〇〇〇@○○○○(私のメルアド)
Temporary Password: fineart

「……ッ、来た!!!」

思わず部屋で声が出ました。2週間、完全に無視され続けた壁が、ついに崩れた瞬間でした。

すぐにFAAのログインページへ飛び、ユーザー名と仮パスワードを入力。「Sign In」のボタンを祈るような気持ちでクリックします。

そして画面が切り替わり、そこに表示されたのは、

「Welcome, Ran Mori」(!!!)

の文字。ついに、ついに世界への扉が開いた瞬間でした!私の熱意が、アメリカのサポート担当者の心を動かした(と信じたい)のです。


前編まとめ:日本からFAAへ登録する同志たちへ

今回、約2週間にわたる泥沼の格闘を経て分かった、FAA登録の教訓をまとめます。

  • SMS認証コードは届かない可能性大!
    日本のスマホからでは弾かれる確率が高いです。届かなければ、悩まず即サポートフォームへ突撃しましょう。
  • 自動返信の「チケット番号」は絶対保管!
    これがないと、その後の追跡や催促ができません。
  • 返信が来なくても諦めない!最後は「熱意」が勝つ
    事務的な催促でダメなら、自分がどんなアーティストで、なぜFAAで売りたいのかを熱く語りましょう。海外のサポートは、時にこういうエモーショナルな訴えにめちゃくちゃ弱いです。きっと(笑)。
  • 日本の手厚いサポートを求めてはならない!
    海外は「自分が動かないと、向こうも動かない」のが基本ルールです。

もしこれから「Fine Art Americaで海外副業に挑戦しよう!」と思っている方がいたら、最初のSMSで諦めないでください。根気よく連絡を続ければ、必ず道は開けます!

さて、無事にログインを果たした「もりらんくる」。次回【後編】では、英語のプロフィール設定から、一気に12作品を海外市場へ公開するまでのストーリーを解説します!

どうぞお楽しみに!

次回:【後編】Fine Art America、12作品を一気に公開するまでの全手順【海外副業記・第11回】

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この記事を書いた人

コロナ禍をきっかけに絵を約40年ぶり?に描き始める。「心に残る1枚を」をテーマに色々なジャンルで絵を描いてます。

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