📝この記事でわかること
- 自分のブログが突然Google検索から見えなくなったとき、何を確認すればいいのか
- Search Consoleで「表示回数0」と表示されたとき、何を意味するのか
- 自分が見ている検索順位と、他の人が見る検索結果は同じとは限らない理由
- AIと一緒に検証して分かった、「自分の目で見たもの」を鵜呑みにしてはいけない理由
皆さん、「エゴサーチ」しますか? 私は、よくします(笑)。
先日も何気なく、自分の名前「もりらんくる」をGoogleで検索していました。
というより、もはや習慣です。
「今日もちゃんと1ページ目に自分のブログが出ているな」
そんなことを、ほぼ毎日のように確認していました。
ところが先日――。
いつものように「もりらんくる」と検索したら、
いつもあるはずの自分のブログが、どこにもいない。
「え、消された!???」
半分パニックになりながら、AI(Claude)に、
「がうweb中にみあたらない!」
と、誤字だらけのメッセージを送りつけました。
落ち着いて文章を打てていない時点で、すでに動揺がバレています(笑)。
今回の話は、そこから始まります。
「ブログ、死んでない?」から始まった検証
まずAIに、実際にブログのURLへアクセスしてもらいました。
結果は、
「普通に表示されています」
でした。
最新記事もちゃんと反映されています。
サイトそのものは、何の問題もありません。
とりあえず、
「ブログ自体が消滅したわけではない」(これが一番大事!!)
ことは分かりました。
ほっとしたのも束の間です。
よく考えてみると、今回の問題は「ブログが消えた」ことではありません。
ブログは普通に存在している。
なのに、
Google検索で「もりらんくる」と検索しても、自分のブログが出てこない。
これが問題でした。
しかも、ほんの数日前までは、自分の環境では1ページ目に出ていたはずです。
「あれ? じゃあ、今まで見えていたものは何だったんだ?」
ここから、ちょっとした検証が始まりました。
「もりらんくる」で検索してみると……
改めて「もりらんくる」でGoogle検索。
AIにも実際に検索してもらいました。
すると、検索結果に出てくるのは、
- X
- Threads
などのSNSアカウントばかり。
肝心のブログが見当たりません。
「あれ、やっぱりおかしい。この前まで1ページ目にいたのに」
そこでAIから、
「Google Search Consoleを確認してみましょう」
という提案がありました。
Google Search Consoleとは、自分のサイトがGoogle検索でどのように表示されているのか、クリック数や表示回数、検索クエリなどを確認できる公式ツールです。
そこで、「もりらんくる」という検索クエリに絞って調べてみました。
結果は――。
過去6か月間、表示回数「0」でした。
「えっ、0!?」
一瞬、固まりました。
ここでいう「表示回数」は、Search Console上で、その検索クエリに対して自分のサイトへのリンクが検索結果に表示された回数を示す指標です。Googleの説明では、検索結果にサイトへのリンクが表示されると、原則としてインプレッション(表示)が記録されます。
ただし、ここは重要な注意点があります。
「0回だった=この6か月間、世界中の誰にも一度も表示されなかった」とまでは断定できません。
Search Consoleでは、プライバシー保護などのため一部の検索クエリが匿名化され、クエリデータから除外される場合があります。また、検索クエリのデータには集計上の制限もあります。
今回、私が確認したのは、
「Search Console上では、過去6か月間『もりらんくる』というクエリの表示回数が0だった」
という事実です。
それだけでも、十分に気になる数字でした。
「じゃあ、自分が見ていた『1ページ目』はいったい何だったんだ?」
少し背筋が寒くなりました。
もう一度、シークレットモードで確認
そこでAIと相談して、もう一度Google検索を試しました。
今度は、普段のログイン状態や検索履歴の影響をできるだけ避けるため、シークレットモードを使って「もりらんくる」を検索。
結果は――。やはり、自分のブログは1ページ目に出てきませんでした。
ここで、
「自分が見ていた検索結果と、他の人が見る検索結果は違うのかもしれない」
という疑いが、かなり強くなりました。
ただし、ここも注意が必要です。
シークレットモードだから、完全に「誰にも同じ検索結果」が表示されるわけではありません。
Google自身も、検索結果はパーソナライズだけでなく、検索した時間、地域、言語、デバイス、最近の検索など、さまざまなコンテキストによって異なる場合があると説明しています。
つまり、
「シークレットモードで出なかった」=「世の中の誰にも出ていない」
という意味でもありません。
ここまで調べて、ようやく少し冷静になってきました。
原因として浮かんだ「パーソナライズ」
では、なぜ私は今まで「もりらんくる」で検索すると、自分のブログが1ページ目に出ているように見えていたのでしょうか。
そこで考えられる原因の一つとして浮かんだのが、
Google検索のパーソナライズ
でした。
Googleは、ユーザーの検索履歴など、Googleアカウントに保存されている情報を利用して、検索結果をユーザーに合わせて調整する場合があります。
Google自身も、パーソナライズによって検索結果の順番が変わる場合があると説明しています。
ただし、パーソナライズだけが原因とは限りません。
Googleによれば、検索結果は、
- パーソナライズ
- 検索した時間
- 現在地などの地域情報
- 言語
- デバイス
- 最近の検索などのコンテキスト
によっても変わる可能性があります。
だから今回の件について、
「犯人はパーソナライズだった!」
と断定するのは正確ではありません。
私の場合は、
「普段の自分の検索環境では、自分のブログが上位に表示されやすくなっていた可能性がある」
くらいに考えるのが妥当だと思っています。
私だけに優しかったGoogle?
それでも、今回の出来事にはちょっとした衝撃がありました。
自分が毎日のように検索して、
「おお、今日も1ページ目だ」
と喜んでいたものが、
他の人にも同じように見えていたとは限らなかった。
つまり私は、
「自分の検索結果」を見て、
「世の中の検索結果」
だと思い込んでいた可能性があるわけです。
これは、ちょっと恥ずかしい(笑)。
まるでGoogleが私だけに、
「はいはい、今日もあなたのブログを上に置いておきますよ」
と、特等席を用意してくれていたような感覚です笑
もちろん、本当にそんな単純な話ではありません。
でも、自分が見ていた検索結果を「客観的な順位」だと思い込んでいたことには変わりありません。
「自分が見た」は、必ずしも「みんなが見ている」ではない
今回、一番考えさせられたのはここでした。
人間は、
「自分が見えているもの」=「世の中でもそうなっている」
と、つい考えてしまいます。
検索順位だけではありません。
SNSでも、
「この投稿、みんな見ている」と思っていたら、実際には自分のフォロワーの一部にしか届いていなかったりします。
逆に、
「誰にも見られていない」と思っていたものが、意外なところで見られていることもあります。
自分のブログや作品について考えるときも同じです。
だからこそ、
自分の感覚だけで判断せず、数字や別の条件で確認する。
これが大切なんだと思います。
これからやること
落ち込んでばかりもいられないので、AIと一緒に今後の対策を整理しました。
これからやること
1.プロフィールページを強化する
「もりらんくる」と検索されたときに、ブログのプロフィールページが受け皿になるよう、名前や活動内容を分かりやすく整理します。
2.SNSからブログへの導線を統一する
Instagram、X、Threadsなどのプロフィール欄にブログURLを設置し、できるだけ同じ情報で統一します。
3.外部サイトからのリンクを増やす
10月の大阪展覧会など、今後の活動をきっかけに、外部サイトからブログへリンクしてもらえる機会があれば積極的に活用したいと思います。
4.記事内でも「もりらんくる」という名前を自然に使う
無理にキーワードを詰め込むのではなく、「もりらんくるとは?」「もりらんくるの海外副業記」など、自分の活動と名前が自然につながる形を増やしていきます。
5.数日単位で一喜一憂しない
検索順位は、時間や検索環境などによって変わることがあります。「昨日1位だった!」「今日は10位だった!」と毎日一喜一憂するより、数週間、数か月単位でSearch Consoleの数字を見る。これからは、そのつもりで運用していきます。
おわりに
今回、はっきり分かったことがあります。
それは、
「自分の目で見た」という事実さえ、そのままでは客観的な証拠にならない
ということです。
私は、
「もりらんくるで検索すると自分のブログが1ページ目に出る」
という事実を何度も自分の目で確認していました。
だから、当然のように、
「Googleで『もりらんくる』と検索すれば、私のブログは1ページ目に出る」
と思っていた。
でも、別の条件で確認してみると、同じ結果になるとは限りませんでした。
そして、Search Consoleを確認すると、少なくとも私が確認した範囲では、「もりらんくる」という検索クエリの表示回数は過去6か月で0でした。
もちろん、この数字だけですべてを断定することはできません。
それでも、
「あれ? 自分が見ていた世界と、実際の検索状況は違うのでは?」
と立ち止まるには十分でした。
今回、AIは私に、
「あなたのブログは検索1位です!」
という、気持ちのいい答えをくれたわけではありません。
むしろ、
「Search Consoleを見てみましょう」
と、別の角度から確認するきっかけをくれました。
AIが正解を教えてくれたというより、
AIと一緒に、自分の思い込みを検証した。
今回の出来事は、そんな体験だったと思います。
前回の記事では、AIに褒められた言葉を自分が少し強く言い換え、あとから同じAIに「盛っていますよ」と指摘された話を書きました。
今回は、Google検索で自分自身が、
「自分のブログ、結構いいところまで来ているじゃん」
と思い込んでいた。
どちらも根っこは同じなのかもしれません。
自分に都合のいい情報だけを見ていると、現実を見誤る。
だから、これからもAIには「答え」だけを求めるのではなく、
「本当にそうなの?」
と一緒に検証してもらおうと思います。
そして何より、自分自身にも、
「それ、本当にそうなのか?」
と問いかけることにします。
54歳。
まだまだ、AIにもGoogleにも、自分自身にも教えられることがありそうです。
まとめ
- 自分のブログが「Google検索から消えた」と感じたときは、まずサイト自体が生きているか、検索での見え方の問題かを切り分ける
- Search Consoleの「表示回数0」は重い手がかりだが、それだけで「誰にも見えていない」と断定はできない
- 自分が見ている検索結果は、ログイン状態やパーソナライズの影響で、他の人が見る結果と違うことがある
- 「自分の目で見た」だけでは客観的な証拠にならない。AIと一緒に、別の条件・別の角度から確認する習慣が大切
追記
この記事を書いている最中に、ちょっとした変化がありました。
いつものように「もりらんくる」で検索したら、通常のログイン状態のブラウザで、himemarumo.comのプロフィールページが表示されていたのです。
「また、いつもの特等席か……?」
今度は疑ってかかりました(笑)。
もちろん、今回学んだ通り、自分の目だけを信じるわけにはいきません。
すぐにシークレットモードを開いて、もう一度「もりらんくる」を検索してみました。
結果は――。
Instagram、X、Threadsに続いて、4番目にhimemarumo.comのプロフィールページが表示されていました。
今回はパーソナライズではなく、誰が検索しても見える結果です。
プロフィールページの強化など、対策はまだ何も打っていません。
だから、これが何によって起きた変化なのか、正直まだ分かりません。
もしかすると一時的なものかもしれませんし、今回の一連の出来事そのものが、何かのきっかけになったのかもしれません。
ただ、少なくとも一つだけ言えることがあります。
今度は、ちゃんと疑ってから確認できた。
それだけでも、今回の経験には意味があったのだと思います。
この続きは、また数字が動いたときにでも報告します。
次回予告
次回のAI活用術は、Claude・ChatGPT・Geminiに同じ引き継ぎプロンプトを渡して、答えを比較してみた実験のお話です。同じ質問なのに、AIによって答えの中身がこんなに変わるのか……という発見がありました。結論は「どのAIが優秀か」ではなく、「どれだけ文脈を渡せたか」で答えの質が決まる、というものです。お楽しみに。

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