大正時代の下着で検索に拾われていた話| AIが教えてくれたニッチなSEOの正体【50代からのAI活用術・第11回】

大正時代の着物姿の女性が下着を見せ、驚く50代男性のイラスト
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先日、Google Search Consoleを開いて驚きました。

Google Search Console(サーチコンソール)は、自分のブログがGoogle検索でどんなキーワードから表示されているのか、何回表示され、何回クリックされたのかを確認できるGoogle公式の無料ツールです。

ブログを再開して約3か月。何か変化はあるかなと思いながら「上位クエリ」を開くと、画面にはこんなキーワードが並んでいました。

検索キーワード表示回数クリック数
大正時代 下着141回3
大正時代 女性 下着39回0
大正時代 ブラジャー33回0
乳バンド 大正時代11回1

……おいおい下着ばかりじゃないか笑

「しかしなんで、こんなキーワードで表示されてるや?」

少し考えて、3年前の出来事を思い出しました。そして思い出したのがあの作品だったんです。大正時代の下着事情|乳バンドからブラジャーへ【大正浪漫イラストで解説】

目次

「ドンバ乳カバー」との出会い

事の始まりは、3年前のことです。

現在、主に大正浪漫スタイルのイラストを描いています。

元々好きな事もあり、時代考証の参考として明治・大正時代の風俗や文化に関する資料をよく読んでいるのですが、ある日、一冊の本の中で一枚の新聞広告が目に留まりました。

「ドンバ乳カバー」
(正確には乳バンドカバーと言うが、絶対そう読めない笑)

……なんなんやそれは??

どうやら明治時代に実在した女性用下着の広告……らしいです。

画像は書籍からの引用になるため、著作権の関係で掲載は控えています。(この「著作権の罠」については、第10回「AIに『その画像は使えません』と止められた話」で詳しく書きました。)

しかしその写真を見た瞬間、こう思いました。

「これ、自分で描いたら面白いんやないか?」

これも(にわか)イラストレーターの性でしょうか。

面白い資料を見ると、どうしても描いてみたくなります。

ただ純粋に、好奇心のまま描いたのが本音です。

好奇心から描いた一枚

明治時代の新聞広告を参考にしながら、自分なりの大正浪漫スタイルで描き直してみました。大正時代の下着事情|乳バンドからブラジャーへ【大正浪漫イラストで解説】

タイトル文字まで手描きで再現しています笑。

大正浪漫スタイルで描いた「ドンバ乳カバー」下着広告のイラスト

今見返しても、「よくここまで描いたな」と思います(笑)。

ただ、この作品には胸の露出があります。

歴史資料をもとにした作品ではありますが、海外プラットフォームにはコンテンツ審査があります。そのため今回はこのイラスト販売は見送っています。

そして、このイラストをもとに「大正浪漫PARTⅡ-大正時代の下着事情-」という記事を書き、そのまま3年間すっかり忘れていました。

3年後、思わぬ形で再会した

その記事が、Google Search Consoleに現れたのです。

しかも、

  • 「大正時代 下着」!!!
  • 「乳バンド 大正時代」!!!!

という検索キーワードで。

狙って書いた記事ではありません。

正直、SEOなんて考えてもいませんでした。

ただ、面白いと思って調べ、描いて記事にしただけです。

それが3年後になって検索されていました。

正直、一番驚いたのは私でしたけどね(笑)

表示されるのに、クリックされない理由

とはいえ、クリック数はまだ少なめです。

そこで初めてAIの出番です。

Claudeに、

「表示されるのに、なぜクリックされないの?」

と相談しました。

返ってきた答えはシンプルでした。

「検索している人は歴史資料を探している可能性が高い。記事タイトルだけではイラスト解説だと伝わっていないかもしれません。」

なるほど。

そこでタイトルを変更しました。

変更前:「大正浪漫PARTⅡ-大正時代の下着事情-」

変更後:「大正時代の下着事情|乳バンドからブラジャーへ【大正浪漫イラストで解説】」

検索されているキーワードを自然に盛り込みながら、記事の内容も伝わるタイトルへ変更しました。効果はこれからのお楽しみです。

AIのなかった時代の作品が、AI時代のSEOで活きた

今回の体験で気づいたことがあります。

3年前、私はSEOなんて考えていませんでした。「面白い」という気持ちだけで描いて、書いた。ただそれだけです。

でも、その記事には情報がしっかり詰まっていました。大正時代の下着文化、乳バンドの存在、洋装への移行期——資料を丁寧に調べながら書いたからです。

情報密度の高い記事は、ニッチなキーワードでも評価される。「大正時代 下着」のような比較的ニッチなテーマでは、小さなブログにもチャンスがあります。

狙っていなかったキーワードから検索流入が生まれる。

これが、私が体験したニッチSEOの面白さでした。

そして今、AIを使い始めたことで、その意味がはっきりわかるようになりました。Claudeに相談することで「なぜクリックされないのか」「どう改善すればいいか」が見えてくる。

AIは過去の作品に、新しい視点を与えてくれます。

まとめ

一冊の本で見つけた広告を、好奇心のままイラスト化した。それが3年後にGoogle検索から読まれる記事になっていた。そしてAIのおかげで、改善の方向まで見えてきた。

本気で面白いと思ったことは、時間がたっても価値を持ち続けることがあります。

思わぬところに、ブログの種は転がっているものですね。

次回は、「なぜ?AIは会話を覚えてくれない?メモリ機能の罠」です。毎回同じ説明を繰り返していた私が、プロジェクト機能で解決できた体験を書こうと思います。

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この記事を書いた人

コロナ禍をきっかけに絵を約40年ぶり?に描き始める。「心に残る1枚を」をテーマに色々なジャンルで絵を描いてます。

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